九十九電機 没落!?
10月30日ツクモ電機は民事再生手続きを行なった。基本的には再生計画を作り、その通り実行されていないかどうか監督される事になる。負債総額は110億円。
今後は資産の売却などで資金を調達し運営して行くことになる。採算の取れない事業は廃止され、店の規模は小さくなると思われる。
そんな中、今日のツクモの各店舗はやはり元気が無い。でも、何故か今日はツクモの買い物袋を持った人が多かったので心配するほど客は減っていないのかな?という感じ。
でも、ツクモはeMachinesの売上げが好調で比較的順調だと思われた企業でしたので、ツクモが駄目となるとアキバで健全経営出来ているところはほぼ無いと言って良いかも知れない。
正直な所、これ以上店が無くなっていくのなら、このホームページも終了かな?とちょっと凹みます。
資産売却や事業縮小となるとツクモExやロボット王国とがターゲットになるのかな?どうなるにせよ無事では済まないだろう。
民事再生を申請した企業のその後(ウィキペディアより一部抜粋)
2002年04月 第一家庭電器(2002年破綻、TSUTAYAへ店舗の業務を転換)
2004年09月 キムラヤ(2005年再生手続き終了→ヤマダ電機)
2005年11月 iiyama(2005年申請→MCJ→東京特殊電線)
2006年 平成電電(2006年再生手続き廃止し、その後破産)
2008年 松本引越センター(2008年申請、その後破産)
2008年 船場吉兆(2008年適用、その後会社解散)
今年の特徴としては不動産関連の企業が多く、ツクモ電機もバブル期の不動産取得や業務拡大などが痛手となったらしい。
さらに通信販売によるカード決済手数料の増加なども追い討ちとなったであろう。
改めて調べてみると今年に入ってから各企業は、かなり悲惨な事になっている。