VY11F/GL-RにMCBQE32G8MPR-03Aを換装
• 厚さは違いますがとりあえず付けてみる
  MCBQE32G8MPR-03Aの厚みは8.4mmでそのままではVY11F/GL-Rに付いているMK2004GALの置換えは出来ない。しかし厚みが違うだけなら、もしかしたら入るかもしれないという淡い思いを込めて入れてみた。
  
  駄目ですここまでしか入りません。

  HDDのコネクタがフラットケーブルに直付けされておりSSDの厚みが邪魔をしてこれ以上入れるとコネクターとフラットケーブルが剥がれてしまうため、結局SSDの殻割りが必要です。
  

• MCBQE32G8MPR-03Aを殻割り
  　最初は裏のネジを外してドライバーでゴリゴリやっていましたがうまく行かず、そのうち中の基盤を曲げてしまうようになったので、結局爪で引っかいて外しました。おかげで爪はボロボロになりました。
  　コネクターとカバーは強力な両面テープで張ってあるので少しはがしておくと良いでしょう。
  まずはコネクターとカバーを少しはがしておく。

  
  片手ではこんな写真ですがかなり力が必要です。

  
  はい！出来上がり。(*^_^*)

  
  

• VY11F/GL-RにMCBQE32G8MPR-03Aを換装
  　MK2004GALに付いていたHDD保護カバーを外してMCBQE32G8MPR-03Aに装着。その上でVY11F/GL-Rに入れました。ピッタリです（当たり前ですが）。
  　VY11F/GL-RのHDD換装は非常に簡単です。2つのネジを外して開くだけでHDDにアクセスできます。取り出したMK2004GALは結構重かったのが印象的でした。
  換装完了。

  
  

• TabletPC2005のOS再インストール
  　ここまで来ると作業の７〜８割が終了した感じです。OSの再インストールにはアプリケーションCD（1枚）と再インストールCD(4枚)が必要です。
  　まず、アプリケーションCDでブートして再インストールを選択して再インストールCDを挿入、最後にまたアプリケーションCDを入れて終わりという流れです。
  　フォーマットと再インストールを同時にやっている感じで1時間ぐらいで終ってしまった。シマンテックのロゴが表示されていたので中身はゴーストかも。
  　元々中古で買ったのでインストールはドキドキでしたが、ちゃんと使えました。
  再インストール中。

  
  

• 鬼のようなWindowsUpdateと無線LANのアップデート
  　残りの作業の１〜２割がその後のWindowsUpdateです(>_<)。64個も出てきたときは止めようかと思いましたが、一応やりましたよ。途中で承認作業があると思って離れる事が出来ず疲れた。

  　それからXPSP2のままでは無線LANのWPAのアップデートは行なわれないので個別に行なう必要があります。
  　Windows XP 用の更新プログラムVer3 (KB917021)
  
  

• ベンチマークは
  　最後にMCBQE32G8MPR-03AのCrystalDiskMarkの結果を張っておきます。Readが50MB/s以上Writeで30MB以上で他のサイトでアップされているデータとほぼ一緒でした。換装直後はあまり早さを感じなかった(休止とか)。が、 実際アプリケーションを起動するとその速さに感動します。コントロールパネルが一瞬で表示されたのには驚きました。さあみんなSSDにチェンジ！と思ったらARKでMCBQE32G8MPR-03Aの販売が終了していた。マジか？！
  
  数字以上に体感速度は速い。

  
  

2009-12-08更新